14
Dec
ジャパンディスプレイ(JDI)は稼働を延期していたスマートフォン(スマホ)用液晶パネルの白山工場(石川県)で12月中に本格量産を始める。高精細パネルを求める中国スマホメーカーの増産要請に対応するためだ。足元の受注は回復基調で生産効率の高い新工場を稼働して収益力を高める。
米アップルのiPhone向け液晶パネルの量産準備にも入った。月内は生産能力の3〜4割野水準で稼働し、年明け以降に受注動向を見極めながら生産量を増やす。白山工場はアップルに前受金という形で総工費約1900億円の大半の資金を負担してもらい2015年春に着工した。
米アップルのiPhone向け液晶パネルの量産準備にも入った。月内は生産能力の3〜4割野水準で稼働し、年明け以降に受注動向を見極めながら生産量を増やす。白山工場はアップルに前受金という形で総工費約1900億円の大半の資金を負担してもらい2015年春に着工した。
14
Dec
出光興産株式会社社は、今後の有機ELディスプレイ普及拡大による有機 EL 材料需要の増大に対応するため、同社100%出資子会社である出光電子材料韓国株式会社(所在地:大韓民国京畿道坡州市)の有機 EL 材料製造装置の生産能力を増強すると共に、顧客への技術支援を強化するために評価装置を増設する。
1.製造装置能力増強および評価装置増設の背景・目的
出光興産は、2007 年 4 月に静岡県御前崎市に有機 EL 材料製造工場を竣工させ、その後、2011年 10 月に韓国に出光電子材料韓国株式会社を設立し、国内外の有機 EL ディスプレイメーカーに各種有機 EL 材料を供給してきた。
1.製造装置能力増強および評価装置増設の背景・目的
出光興産は、2007 年 4 月に静岡県御前崎市に有機 EL 材料製造工場を竣工させ、その後、2011年 10 月に韓国に出光電子材料韓国株式会社を設立し、国内外の有機 EL ディスプレイメーカーに各種有機 EL 材料を供給してきた。
14
Dec
旭硝子は13日、中国・深圳市にテレビ向けの液晶用ガラス基板の生産拠点を新設すると発表した。中国の家電大手、TCL集団傘下の液晶パネル会社の工場敷地内にガラス基板の加工ラインを設置。2019年に稼働する。中国での生産体制を強化し、拡大する中国でのガラス基板需要を取り込む。
2017年7~9月期中に、液晶パネル大手の華星光電(CSOT)の関連会社と合弁で子会社を設立する。資本金は108億円で、出資比率は旭硝子が70%、CSOT側が30%。総投資額は非公開だが「2016年12月期の連結業績に与える影響はない」(旭硝子)としている。
2017年7~9月期中に、液晶パネル大手の華星光電(CSOT)の関連会社と合弁で子会社を設立する。資本金は108億円で、出資比率は旭硝子が70%、CSOT側が30%。総投資額は非公開だが「2016年12月期の連結業績に与える影響はない」(旭硝子)としている。
13
Dec
[2016年12月13日更新] ..しました。
(更新内容: "2016年12月13日、Jディスプレイ、液晶と有機EL統合 JOLEDを子会社化"を反映しました)
1.概要
①産業革新機構(以下INCJ)主導で、日立製作所、ソニー、東芝の中小型ディスプレイ事業(日立ディスプレイズ、ソニーモバイルディスプレイ、東芝モバイルディスプレイ)の統合会社として2012 年4 月1 日に設立された。一時はシャープの参加も検討されていた模様。ソニーと東芝の2 社統合で話が進められていたが、その後日立製作所が加わり、2011 年8 月の正式発表となった。
(更新内容: "2016年12月13日、Jディスプレイ、液晶と有機EL統合 JOLEDを子会社化"を反映しました)
1.概要
①産業革新機構(以下INCJ)主導で、日立製作所、ソニー、東芝の中小型ディスプレイ事業(日立ディスプレイズ、ソニーモバイルディスプレイ、東芝モバイルディスプレイ)の統合会社として2012 年4 月1 日に設立された。一時はシャープの参加も検討されていた模様。ソニーと東芝の2 社統合で話が進められていたが、その後日立製作所が加わり、2011 年8 月の正式発表となった。
②資本金は2,200 億円、出資比率はINCJ が70%、他3 社が各10%。2014年1─3月期にも株式を上場(IPO)を目指している。
③2012 年4 月の発足前には3 社合計で7,600 名の従業員がいたが、生産部門と間接部門のリストラを行い、6,200 名体制でスタートした。
2013 年3 月をメドに製品ラインアップの統合や生産体制の再構築が進められている。その一環としてパナソニック液晶ディスプレイより譲渡を受けた茂原G6工場をLTPSラインに改造し13年3Qの稼働を目指している。2013年6月に稼働開始した。また3 社統合のITシステムとしてクラウドサービス「TechnoCUVIC」(テクノキュービック)が採用された。
④製品戦略は、「400ppi 以上の超高精細LTPS」を武器としたハイエンドスマートフォン向けを主軸としている。スマートフォンのパネル生産に300億円(US3億6550万ドル)を投資し、4.5世代工場で2015年初までに1ヶ月当り470,000枚以上のガラス基板投入量の生産体制に拡張することが伝わっている。
タブレット用 液晶ディスプレイモジュールのラインナップも整備を進めておりULMTRシリーズとして7.0型(対角17.8cm)WXGA(800x1280 pixel)、9.0型(対角22.9cm)WXGA(800x1280 pixel)、10.1型(対角25.7cm)WUXGA(1920x1200 pixel) を発表している。
また2013年FPD展にて、世界最小タブレット用12.1"4K2Kのパネルを発表した。
また2013年FPD展にて、世界最小タブレット用12.1"4K2Kのパネルを発表した。
⑤AMOLED の開発も行っており、2012 年度上期にサンプル出荷、2013 年に量産化の判断をしていくものと思われる。 2014年春に試作ラインの稼働を予定している。
⑥技術面では超高精細の他、IPS(IPS-NEO/光配向)、インセルタッチパネル(Pixcel Eyes)、RGBW による省電力化(White Magic)など。スマートフォン向けの5" FHDパネルで業界をリードしていく目論見。
⑦2013年4月に子会社だったジャパンディスプレイセントラル・ジャパンディスプレイイースト・ジャパンディスプレイウエストを統合した。
⑧パナソニック液晶ディスプレイより譲渡を受けた茂原G6工場のLTPSライン改造が2013年6月に完工、稼働開始した。生産能力は月産2万4000シートで、2014年には同5万シートに引き上げていく計画である。
⑨2013/9/13、2013年度内に東京証券取引所に上場する方針を固めたとマスコミで報道された。実現すれば時価総額が7千億円規模の大型上場となる。
⑩2013/10/23、台湾販社を設立すると発表。新会社の台湾顕示器(台湾ディスプレイ、TDI)は資本金3,000万台湾元(約1億円)。JDIが100%出資する。台北市内湖区に設立し、2013年内に事業を開始する予定としている。
⑪2013/12/19、100%子会社の台灣顯示器(Taiwan Display/TDI)を通じて、台湾の液晶ディスプレイモジュール製造会社である中日新科技(Star World Technology/STC)の発行済株式の約80%に相当する普通株式を、第三者割当増資により取得することを決定。STCをTDIの子会社(JDIの孫会社)とし、中国の深セン市にもTDIの子会社を設立すると19日に発表した。これら2社は、いずれもJDIの連結子会社になる予定。
⑫2014/3/19 ジャパンディスプレイは、東証一部上場を果たした。
⑬2013年中小型液晶の出荷金額シェアは、ジャパンディスプレイ(JDI)が56億7000万ドルで16.2%を獲得しトップ。2位はシャープで52億8400万ドル(15.1%)、3位が韓国LG Displayで49億9200万ドル(14.2%)となった。
⑭2015年3月6日、1700億円を投資し(多くはアップル出資)工場建設すると発表した。
⑮2015年5月25日、白山市竹松町に建設する新工場の起工式を行った。
⑯2016年3月17日、東浦工場の第3.5世代ライン廃止、茂原工場第4.5世代ラインも停止と発表した。
⑰2016年10月18日、白山市に建設していた新工場の完成式典を行った。
⑱2016年12月13日、Jディスプレイ、液晶と有機EL統合 JOLEDを子会社化
2.会社業績
⑦2013年4月に子会社だったジャパンディスプレイセントラル・ジャパンディスプレイイースト・ジャパンディスプレイウエストを統合した。
⑧パナソニック液晶ディスプレイより譲渡を受けた茂原G6工場のLTPSライン改造が2013年6月に完工、稼働開始した。生産能力は月産2万4000シートで、2014年には同5万シートに引き上げていく計画である。
⑨2013/9/13、2013年度内に東京証券取引所に上場する方針を固めたとマスコミで報道された。実現すれば時価総額が7千億円規模の大型上場となる。
⑩2013/10/23、台湾販社を設立すると発表。新会社の台湾顕示器(台湾ディスプレイ、TDI)は資本金3,000万台湾元(約1億円)。JDIが100%出資する。台北市内湖区に設立し、2013年内に事業を開始する予定としている。
⑪2013/12/19、100%子会社の台灣顯示器(Taiwan Display/TDI)を通じて、台湾の液晶ディスプレイモジュール製造会社である中日新科技(Star World Technology/STC)の発行済株式の約80%に相当する普通株式を、第三者割当増資により取得することを決定。STCをTDIの子会社(JDIの孫会社)とし、中国の深セン市にもTDIの子会社を設立すると19日に発表した。これら2社は、いずれもJDIの連結子会社になる予定。
⑫2014/3/19 ジャパンディスプレイは、東証一部上場を果たした。
調達した資金は、2014年3月期に実施予定の茂原工場(千葉県)の第6世代(6G)ラインへの投資に加え、2015年3月期に月産5万シートに増強するために338億円、能美工場(石川県)の第5.5世代(5.5G)ラインを月産2万5500シートに増強するために32億円をあてる計画。
⑬2013年中小型液晶の出荷金額シェアは、ジャパンディスプレイ(JDI)が56億7000万ドルで16.2%を獲得しトップ。2位はシャープで52億8400万ドル(15.1%)、3位が韓国LG Displayで49億9200万ドル(14.2%)となった。
⑭2015年3月6日、1700億円を投資し(多くはアップル出資)工場建設すると発表した。
⑮2015年5月25日、白山市竹松町に建設する新工場の起工式を行った。
⑯2016年3月17日、東浦工場の第3.5世代ライン廃止、茂原工場第4.5世代ラインも停止と発表した。
⑰2016年10月18日、白山市に建設していた新工場の完成式典を行った。
⑱2016年12月13日、Jディスプレイ、液晶と有機EL統合 JOLEDを子会社化
2.会社業績
決算期 |
売上高 |
営業利益 |
経常利益 | 最終利益 |
1株益(¥) |
売上営業損益率 |
発表日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
13.10-12 |
1617 | 82 |
89 | 69 |
34.7 |
5.1% |
- |
14.1-3 |
1318 |
55 |
43 |
43 |
1.7 |
4.2% |
14/5/15 |
14.4-6 |
1251 |
-127 |
-169 |
-168 |
-28.0 |
-10.1% |
14/8/07 |
14.7-.9 |
1604 |
-76 |
-55 |
-109 |
-18.2 |
-4.7% |
14/11/13 |
14.10-12 | 2511 |
147 |
183 |
191 |
31.9 |
5.9% |
15/2/12 |
15.1-3 | 2326 |
251 |
107 |
-36 |
41.8 |
10.8% |
15/5/13 |
15.4-6 | 2461 |
22 |
-1 |
-5 |
3.7 |
0.9% |
15/8/7 |
15.7-9 | 2617 |
83 |
18 |
1 |
3.0 |
3.2% |
15/11/9 |
15.10-12 | 3050 |
133 |
82 | 47 |
7.8 |
4.3% |
16/2/8 |
16.1-3 | 1763 |
-71 |
-228 | -362 |
-60.0 |
-4.1% |
16/5/12 |
16.4-6 | 1743 |
-34 |
-142 | -118 |
-19.6 |
-2.0% |
16/8/9 |
16.7-9 | 1966 |
12 |
-63 | -49 |
-8.2 |
-0.6% |
16/11/9 |
16.10-12 |
13
Dec
液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)は、パナソニックとソニーの有機ELパネル事業を統合したJOLED(ジェイオーレッド)を子会社にする。官民ファンドの産業革新機構から株式を譲り受け、スマートフォン(スマホ)や車載用の液晶パネルと産業用やテレビ向けの有機ELパネルの両事業を一体で運営する。先端のディスプレー技術をJDIに集約し、韓国や中国のメーカーに対抗する。
革新機構が75%を持つJOLED株のうち35%を超える持ち分を2017年中に譲り受ける。JDIはJOLEDへの出資比率を15%から50%超に引き上げる。必要な資金は百数十億円になる見通し。JOLED株はパナソニックとソニーも5%ずつ保有している。
[Ref] 安倍首相が見たJOLEDの有機ELディスプレー
革新機構が75%を持つJOLED株のうち35%を超える持ち分を2017年中に譲り受ける。JDIはJOLEDへの出資比率を15%から50%超に引き上げる。必要な資金は百数十億円になる見通し。JOLED株はパナソニックとソニーも5%ずつ保有している。
[Ref] 安倍首相が見たJOLEDの有機ELディスプレー
13
Dec
欧州連合(EU)欧州委員会は12日、リチウムイオン電池の販売でカルテル行為を行い、EU競争法(独占禁止法)に違反したとして、ソニー、パナソニック、三洋電機(現パナソニック傘下)の3社に計1億6600万ユーロ(約200億円)の制裁金を科したと発表した。
13
Dec
台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業が中国で大型液晶パネル工場の新設を検討していることが10日、明らかになった。2019年にも稼働し、総投資額は8千億円規模になる可能性がある。
堺市でテレビ向け液晶工場を共同運営している傘下のシャープが技術協力する。中国などでの販売拡大を目指し、既存工場よりも大型の世界最大級のパネルを低コストで生産する態勢を整える。
堺市でテレビ向け液晶工場を共同運営している傘下のシャープが技術協力する。中国などでの販売拡大を目指し、既存工場よりも大型の世界最大級のパネルを低コストで生産する態勢を整える。
13
Dec
米マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏ら10人超の世界の富豪が11日、クリーンエネルギー生産の大きな前進を目的にした10億ドル(約1150億円)規模の新投資ファンドを公表した。
「ブレークスルー・エナジー・ベンチャーズ」と命名された同ファンドはハイテク業界の著名人とエネルギー業界の有力者の支援を受けている。発表資料によれば、温室効果ガスの排出を劇的に削減し得る高リスクで長期的なエネルギー技術に投資することが目的。投資分野は発電・蓄電や農業、輸送などになる見込み。
「ブレークスルー・エナジー・ベンチャーズ」と命名された同ファンドはハイテク業界の著名人とエネルギー業界の有力者の支援を受けている。発表資料によれば、温室効果ガスの排出を劇的に削減し得る高リスクで長期的なエネルギー技術に投資することが目的。投資分野は発電・蓄電や農業、輸送などになる見込み。
10
Dec
JR鳥取駅(鳥取市)から車で10分足らず。幹線道路の県道を東に走ると、右手に真新しい工場が現れる。工場の壁には「源吉兆庵(あん)」のロゴ。デパ地下などでよく見かける和菓子店の名前だ。8月に稼働したばかりの工場の中では、地元で新たに雇用した従業員が包装や検品の作業を黙々とこなす。
源吉兆庵鳥取工場の建つ場所には、かつてカーナビゲーションシステムや家電を生産していた鳥取三洋電機があった。鳥取三洋は関連企業も含めると鳥取県の製造品出荷額の約2割を占めていた。最盛期には3千人が鳥取三洋で働き、下請け企業も含めると雇用効果は2万人もあったとされる。県下最大の工場のお膝元、鳥取市はまさに三洋の城下町だった。
10
Dec
iPhone7sともiPhone8とも言われる2017年発売見込みの次期iPhoneでは、少なくとも1モデルが有機EL(OLED)ディスプレイを搭載するといわれています。
しかしこのOLEDを供給するメーカー各社の状況は、決して楽観できるものではないと、米Wall Street Journalが報じています。
多くの業界アナリストが、次期iPhoneはOLEDを搭載すると予測しています。iPhone以外のスマートフォンへの搭載も見込まれており、将来的には現在の液晶ディスプレイ(LCD)を置き換えるといわれています。実際OLED製造装置を提供するApplied MaterialsやCoherentは、今年受注が大幅に増えた模様です。
10
Dec
半導体露光用エキシマレーザー大手のギガフォトン(栃木県小山市)は、大型液晶パネルの製造向け新型KrF(フッ化クリプトン)エキシマレーザーの開発に成功したと発表した。
新型レーザーは、半導体リソグラフィー用エキシマレーザーを応用した「ギガネックス(GIGANEX)シリーズ」の1つで、液晶パネル製造のアニール工程に使用される。600Wの高出力で、大型パネルの高画質化という需要に応えていく。来夏に量産機の出荷を目指す。
新型レーザーは、半導体リソグラフィー用エキシマレーザーを応用した「ギガネックス(GIGANEX)シリーズ」の1つで、液晶パネル製造のアニール工程に使用される。600Wの高出力で、大型パネルの高画質化という需要に応えていく。来夏に量産機の出荷を目指す。
10
Dec
出光興産は、韓国で有機EL材料の製造設備と評価装置を増強する。100%出資子会社の出光電子材料韓国で実施する(ニュースリリース)。2016年12月に着工し、2017年度上期中に完了させる予定だ。
これにより出光興産は、日本の国内外で有機EL材料の安定的な供給と評価体制の構築を図る。
これにより出光興産は、日本の国内外で有機EL材料の安定的な供給と評価体制の構築を図る。
10
Dec
ソフトバンクの孫正義社長が米国時間6日、トランプ米国次期大統領と会談し、今後4年で500億米ドル投資すると表明したことに関連し、鴻海科技集団(フォックスコン)も70億米ドルを投資するとみられている。鴻海は7日、米国の関係機関と交渉中と認めた。8日付経済日報は、鴻海の米国投資はアップルのスマートフォン、iPhoneに限定せず、▽人工知能(AI)ロボット▽IoT(モノのインターネット)▽テクノロジーベンチャー▽インターネット──分野でハードウエアとソフトウエア統合を計画していると報じた。
ソフトバンクの孫社長は、今後4年で5万人の雇用を創出するとも表明した。孫社長が手にしていた投資計画書には、ソフトバンクのロゴと鴻海のロゴが並んでおり、投資額は500億米ドル+70億米ドル、就業機会創出は5万人+5万人と印字されていた。このことから、鴻海が70億米ドルを投資し、5万人を雇用する計画とみられている。
トランプ次期大統領の選挙公約、製造業の雇用復活に呼応し、米国での大型投資を表明したのは、東アジアのハイテク大手で初めてだ。
9
Dec
世界有数の技術力を持つ日本企業と、世界有数の大規模製造ラインを持つ中国企業。この両者がタッグを組む利点は大きい。しかし、日本企業と中国企業が提携し、一緒に開発を進めるのは容易ではない。日本の企業同士でも提携を成功に導くことは難しいのに、国が違えばなおさらだ。
中国メーカーとの提携によって活路を開こうとしている日本のディスプレーメーカーがある。NECの液晶部門をルーツに持つNLTテクノロジーだ。2011年2月に中国の天馬微電子と資本提携し、同社の傘下で液晶事業を展開している。ディスプレー事業で、中国の資本を得て、事業連携を軌道に乗せている日本メーカーはまだ少ない。
NEC出身で、現在はNLTテクノロジーで代表取締役 執行役員社長を務める于徳樹氏は、日本メーカーと中国メーカーの事業連携の成否を分けるポイントについて次のように解説する。
9
Dec
ソニーは、4K液晶テレビの最上位シリーズ「BRAVIA Z9D」の100型モデル「KJ-100Z9D」の受注生産を開始した。価格は700万円。8月の製品発表時には11月下旬受注開始予定としていたが、12月5日からの受注開始となった。なお、65型の「KJ-65Z9D」と75型「KJ-75Z9D」はすでに店頭販売を開始している。
4K HDR時代の新フラッグシップBRAVIAと位置づけられており、パネル背面に高密度にLEDを敷き詰め、そのLEDの一つ一つを分割駆動し、コントラストや色表現を向上する「Backlight Master Drive」によるハイコントラストな映像表現力が特徴。映像処理エンジンも、新開発の「X1 Extreme」を搭載している。
4K HDR時代の新フラッグシップBRAVIAと位置づけられており、パネル背面に高密度にLEDを敷き詰め、そのLEDの一つ一つを分割駆動し、コントラストや色表現を向上する「Backlight Master Drive」によるハイコントラストな映像表現力が特徴。映像処理エンジンも、新開発の「X1 Extreme」を搭載している。
8
Dec
毎年11月に行なわれる、国内最大の映像機材展InterBEE 2016が、今年も幕張メッセにて開催された。今年は展示エリアとして2ホールから8ホールまでを使用し、さらにはイベントホール側でもPAスピーカーの試聴を行なうなど、会場をフルに使って、盛りだくさんの内容が詰め込まれたイベントとなった。
コンシューマのイベントではよく見かけるようになったHDR。一般の方にとってHDと4Kは、見比べても違いがわからないと言う人も少なくない。解像度とは、慣れていない人の目にはよくわからないものなのだ。一方でHDRは、コントラストや明るさといった問題なので、誰にでもよく違いがわかる。
8
Dec
China-based touch panel maker Truly Opto-Electronics has produced 5.7-inch sample AMOLED panels at an existing factory acquired from Samsung Display, with such panels under trial use by China-based white-box smartphone vendors and independent design houses (IDHs), according to Taiwan-based smartphone supply chain makers.