台湾 News Flash (2014/12/08)

【電子】パワーテックが西安に新工場、マイクロンと提携で
【電子】ＳＰＩＬ通年売上高、過去最高830億元の見通し
【電子】ウィンテック52％減収、会社更生申請で受注減少
【電子】聯宝のＱ３ノートＰＣ出荷、初の500万台突破
【電子】鴻海傘下のアンビット、４Ｇ営業免許を取得

Merck、2014年度9か月の当期利益は前年同期比4.8％減に

独Merckは11月、2014年度第3四半期（2014.7～9）の売上高が前年同期比6.7％増の29億3640万ユーロ（約4087億円）になったと発表した。当期利益は同26.7％減の2億4880万ユーロ（約346億円）となった。

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TPV (冠捷科技) 、パネル・サプライヤ―を中国CEC Pandaにシフト

中国のパネルメーカー CEC Pandaは、第2四半期に生産歩留り率が上昇した。
これを受けて、台湾のTPV (冠捷科技) がCEC PandaからのLCD TVパネルの購入を2015年には増加させることが分かった。
関係者によると、TPVは2015年に1,600～1,800万台のLCD TVを出荷する見通しで、出荷数量の半分はPhilipsとAOCに供給し、残りはVizioやSonyなどに供給されると明らかにした。

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ITOフィルムの需要、2014年に25．6％増加

2014年のITOフィルム需要が前年比25.6％増加することが分かった。
メタルメッシュとシルバーナノワイヤーを含む2014年のITOフィルム市場規模が、3,140万㎡と予想され、対前年比で25.6％増加するとの予測が業界筋に伝わっている。
また、ウェアラブルと大型サイズアプリケーションが需要の牽引役で、ASPは2013年40ドルで、2014年は20～25ドルに下落し、そして2015年には更に下落が予想されると伝えている。
一方、中国のO-Filmが歩留り率は低いものの、低コストソリューションにより、ノートパソコン分野では主力メーカーとなっており、その他の中国・台湾メーカーも2015年の中小型用ITOフィルムの出荷を増加させると見られている。

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TEL、枚葉メタル成膜装置で累計250チャンバ出荷を達成

東京エレクトロン（TEL）は12月2日、枚葉メタル成膜装置「Triase+ EX-II TiN」において累計250チャンバの出荷を達成したと発表した。同装置は、チャンバ反応空間の最適化と独自のガス導入機構によって、微細化やデバイス構造の進化に対応した高速枚葉装置。TiCl4ガスによるメタルCVD成膜プロセスを得意とする「Trias Ti/TiN」シリーズで培ったノウハウを継承し、優れたプロセス性能と高い生産性を有している。
また、独自のASFD技術をさらに進化させ、より精密な膜厚制御および段差被覆性ならびに生産性の向上を実現した「Triase+ EX-II TiN Plus」を開発したと発表した。同装置は2015年4月より受注を開始する予定。

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Corning、Samsungの光ファイバ事業を買収へ

米Corningは12月2日、韓国Samsung Electronicsの光ファイバ事業を買収することで最終合意に達したと発表した。同取引は、規制当局の承認取得などの買収条件を満たした後、2015年第1四半期末までに完了する見込み。買収完了後、CorningはSamsungの光ファイバ事業および2か所の製造施設をOptical Communication部門に統合する予定としている。

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15年液晶ＴＶ受託生産、鴻海が大躍進

　液晶テレビ受託生産メーカーの2015年出荷は、鴻海精密工業が前年比38％増で業界最高の伸びとなる見通しだ。鴻海は傘下に液晶パネル大手、群創光電（イノラックス）を擁する。テレビの大型化、新興市場での液晶テレビへの買い替え需要に伴い、今年第２四半期から大幅なパネル不足となっており、パネル調達力がテレビ受託メーカーの受注の鍵を握る。市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの予測を基に４日付蘋果日報が報じた。
ウィッツビューの予測によると、鴻海の15年テレビ出荷は1,250万台。今年はソニーなどテレビ大手からの受注や、メキシコ政府の23.6インチ液晶テレビ調達の落札で、出荷が900万台と前年の810万台から約１割増加する見通しだ。
　テレビ受託生産最大手、冠捷科技（ＴＰＶテクノロジー）の来年の出荷は2,000万～2,100万台と、今年の1,600万台から25％以上増える予測だ。昨年は1,480万台だった。ＴＰＶは傘下にテレビブランド大手のロイヤルフィリップスエレクトロニクス、ＡＯＣを擁する上、モニター受託生産でも最大手のため、パネル調達に際し、情報力、資金力、価格交渉力で競合をリードしている。

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[管理人の独り言] 天才集団のモデル; Google

テレビ東京の小谷真生子キャスターが、先月来日していた米グーグル会長のエリック・シュミット氏とのインタビューの中で、カメラが回っていない時に、どのような人材を採用しているのか、と尋ねた時の問答のやり取りを振り返っていた。
「一流大学の新卒で、めちゃくちゃ優秀で、自分の頭で考えられる人ですね」
そして採用基準は、「経験値が高いこと」ということだったようだ。
さらに「専門知識と分析力を備え、ビジネス感覚や競争心、ユーザーを理解する姿勢を持ち、細かいことを覚えている...」とか。
さすがに驚いた小谷キャスター、おもわず
「そんな学生がいったい世の中にいるのですか?」
とつっこんだところ、
「基準に達しているかどうかは、採用面接で自分が体験して楽しかったことなどを３０分語ってもらえばわかる」
と言われたそうです。

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JSR/Chang Chun、中国でディスプレイ材料の合弁会社を設立

JSRは12月1日、台湾Chang Chun PetroChemicalと、中国Changshuにディスプレイ材料の製造を行う合弁会社を設立することで合意したと発表した。新会社は「JSR Micro(Changshu) Co., Ltd.」で、出資比率はJSRが51％、Chang Chunが49％。LCD用材料である着色レジスト、感光性スペーサ、保護膜などを生産する。2015年中頃に着工し、2016年内に生産開始の予定。投資額は約40億円。

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台湾 News Flash (2014/12/5)

【電子】中国向けテレビ用パネル、今月が出荷ピーク
【電子】サムスンとＬＧ、ＴＶパネルの台湾調達強化へ
【電子】中国ＯＤＭ大手の海派、台湾で人材引き抜き
【電子】小米と鴻海がインド工場合弁か、ＡＳＵＳに打撃も
【電子】ＨＴＣのカメラ「ＲＥ」発売、特別価格4990元
【電子】４Ｇユーザー増加が世界最速、ＭＷＣで最優秀賞受賞へ  
【家電】シャープ台湾、業務用空気清浄機に参入

Foxconn 、中国鄭州市にサファイア工場設立

Foxconn Technology Groupが、中国鄭州市当局とサファイア工場を設立する契約を締結したことが分かった。
同社は現状のiPhone 6組立工場に隣接する敷地にサファイア工場を建設する予定で、これは次期iPhoneに使われると明らかになった。

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サムスン電子、2015年の社長団人事を実施

李健熙（イ・ゴンヒ）会長が闘病中で経営に全く関与できない中、李在鎔（イ・ジェヨン）副会長主導での最初の2015年社長団人事が発表された。李副会長は「大きく揺さぶらない代わりに緊張感は最大化する」 と表明、主力事業の不振、系列会社の相次ぐ売却決定に対して、グループ全体の動揺は抑えて業績反転に集中させる警告と見られる。
２００８年金融危機以降では最小幅の人事となり、昇進人事３人を含み１１人だけとなり、サムスンＳＤＩ、サムスン電機、サムスン証券、エスワン、サムスンＢＰ化学の系列５社を除く系列会社は全て代表を留任させた。
業績不振だったスマートフォン総責任者の申宗均（シン・ジョンギュン）サムスン電子ＩＴモバイル（ＩＭ）社長も留任させ、サムスン電子の体制を固めてきた半導体の権五鉉（クォン・オヒョン）副会長、家電の尹富根（ユン・ブグン）社長、ＩＴモバイルの申宗均社長による「三角体制」も保持させる。

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台湾 News Flash (2014/12/4)

【電子】ＪＤＩ値下げ、台湾パネルメーカーに打撃も
【電子】ノートＰＣ来年プラス成長へ、エイサー・ＡＳＵＳに追い風
【自動車】鴻海傘下の乙盛、テスラ受注で自動車部品参入  
【電子】創意電子、日本大手から大口受注獲得
【電子】腕時計型ウエアラブル端末パネル、ＡＵＯ・イノラックスが受注か

[翻訳記事] Digitimesリサーチ、2015年のiPAD出荷は5500万台に落ち込むと予測

ソニーがノートブック市場から撤退したおかげとアップルの売価値下げにより、マックブックの2014年出荷は対前年比15%を超え、ﾄｯﾌﾟ10のブランドの中で最高の成長が期待されている。一方iPADの出荷は前年比割れとなる見込である。
Thanks to Sony quitting the notebook market and Apple's price cuts, MacBook shipments in 2014 are expected to grow over 15% on year, the highest growth among the top-10 vendors. But Apple's iPad shipments are expected to see a decline in the year.

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神鋼、低温ポリシリコン並み電子移動度を実現したＴＦＴ向け酸化物半導体材料を開発

　神戸製鋼所は薄型ディスプレーの薄膜トランジスタ（ＴＦＴ）向けに、低温ポリシリコン（ＬＴＰＳ）と同等の電子移動度を持つ酸化物半導体材料を開発した。
現在量産されている酸化物半導体は移動度が１ボルト秒当たり１０平方センチメートル程度だが、新材料は同６０平方センチメートル超。電子移動度が高ければＴＦＴ回路の小型化が可能で、ディスプレーの高周波駆動や高精細化、低消費電力化、狭額縁化も実現できる。

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ＬＧ電子、2015年の戦略的役員人事と組織改編を実施

ＬＧ電子が２０１５年役員人事を発表し、テレビ・携帯電話部門のトップ交替人事を実施した。
 “戦略通”を経営全面に配置し、成果主義原則で実績を出した役員を多く昇進させた。また、太陽光・照明・エネルギー保存装置（ＥＳＳ）等の新規事業発掘部門を立ち上げるなど組織改編も断行した。
ＬＧ電子はＬＧ代表理事（社長）の趙俊鎬（チョ・ジュンホ）氏（５５）をモバイル事業本部長に据えてマーケティング強化するなど、役員４８人を昇進させた。

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東工大と旭硝子、ゴム状ガラス作製に成功－２３０度Ｃ付近で伸縮最大２倍に

旭硝子中央研究所の稲葉誠二主席研究員と東京工業大学旭硝子共同研究講座の伊藤節郎特任教授、同大応用セラミックス研究所の細野秀雄教授は、高温でガラスをゴムのように伸び縮みさせることに成功した。２３０度Ｃ付近では最大で２倍に伸ばしたり、縮めたりできる。旭硝子に引き継いで実用化研究を進める。
リン酸ガラスにリチウムやセシウムなどを混ぜ、ゴム状のガラスを開発した。リン酸の長い鎖をリチウムがイオン結合で架橋し、樹脂のゴムと似た分子構造を作った。約２２０度―２５０度Ｃでゴムのような粘弾性を持つ。

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34インチ21:9ウルトラワイド曲面モニタ Dell U3415W

デルが11月27日に開催した新製品発表会より。デルはアスペクト比21:9の曲面ウルトラワイドモニタ U3415W を12月12日に国内発売。 U3415Wはユーザーを囲むように湾曲した34型 3440 x 1440 (21 : 9) IPSパネルの採用が特徴。

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