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サムスンディスプレーは6月初め頃、テレビ用液晶ディスプレー(LCD)を生産してきた、チュンチョンナムド(忠清南道)アサン(牙山)工場「L8-2」ラインの稼働停止を機に、LCD事業を終了する。1991年、LCD事業に参入して以来31年ぶりとなる。
事業撤退・縮小を決定した背景としては、中国メーカーの低価格攻勢による収益性悪化がある。加えてロシアのウクライナ侵攻と中国の封鎖措置で、テレビやモニター、ノートパソコン用LCDの需要予測値が1日以降、下落を続けている。
事業撤退・縮小を決定した背景としては、中国メーカーの低価格攻勢による収益性悪化がある。加えてロシアのウクライナ侵攻と中国の封鎖措置で、テレビやモニター、ノートパソコン用LCDの需要予測値が1日以降、下落を続けている。
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Jun

企業関係者は会うたびにため息をついていた。グローバル市場で米国・日本企業との競争が厳しいからではない。財閥改革を公言した文在寅(ムン・ジェイン)政権の反企業・反市場政策基調は企業の意欲を挫いた。政権末期には過剰な重大災害処罰法までが通過した。企業は政府を意識して状況を眺めるしかなかった。全国経済人連合会は政府の行事から排除され、主要グループは全経連を脱退した。こうした雰囲気では企業家精神・投資・雇用が一斉に萎縮する。
3
Jun

29日、市場調査会社のストラテジーアナリティクスによると、今年第1四半期のサムスン電子スマートフォンイメージセンサー市場シェア(売上基準)は、直前四半期より2.6%P上昇した28.7%で、この2年間のシェアの中で最も高い水準を記録した。微細ピクセル基盤の1億8000万画素、5000万画素など高画素製品の販売好調にともなう結果と解説される。韓国メディア「エナジー経済」が報じた。
ソニーはスマートフォン顧客企業の需要が減り、イメージセンサーの出荷量が減少したものと分析される。これを受け、ソニーと2位のサムスン電子間のシェア格差は、昨年第4四半期の24.5%から今年第1四半期は15.9%へと縮まった。
2
Jun

12年、産業革新機構の主導によりソニー、東芝、日立のディスプレイ部門が統合して「日の丸液晶」のJDIが誕生した。大型の液晶パネルに比べ、スマートフォン向け中小型液晶パネルは高精細ニーズが強く、日本の高い技術力が生かせるはずだった。だが有機ELパネルの登場で風向きは変わった。瞬く間に液晶パネルは競争力を失い、JDIは膨大な生産能力という負の遺産を抱えてしまった。
2
Jun
June 02, 2022 07:27
イノベーションが続く知られざる成長市場、ディスプレイデバイスの開発を今こそ日本で注力したい理由とは ディスプレイの進化を支える“立役者”

世界中で年間13億~15億台出荷されるスマートフォン。市場自体は飽和状況にあるといわれるものの、既に社会インフラになっていると言っても過言ではなく、新しい機種が発表されるたびに、機能も着実に向上している。中でもディスプレイは、スマートフォンのデザインや機能において最も注目されるものの一つだ。とりわけ解像度やタッチ性能の向上には目を見張るものがあり、有機ELディスプレイ(OLED)を搭載する機種も増えている。
2
Jun

「ここ2年で技術発達と低価格攻勢が激化しています。特にテレビは、“中国製テレビLOVE! ”と言いたくなるほどの低価格と高性能ぶり。Hisense『50v型 4K液晶テレビ 50A6G』は、十分な大画面でありながら5万円台と驚異のコスパです。国産でおすすめなのは冷蔵庫や洗濯機。省エネ性や断熱材など、日本ならではの技術が生きたものが多いからです。
今年フルモデルチェンジした三菱電機の冷蔵庫『MR‐WZ55H』は、独自開発の断熱構造の改良により、設置スペースはそのまま、昨年に比べ庫内の容量はスーパーのカゴ1個分ほどアップしました」
また、劇的な時短ができたり、面倒な手間が省けるなど、QOLが上がるアイテムにもときめき中。
1
Jun
June 01, 2022 07:42
サムスン次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」ほぼ全スペックが判明か。マイナーチェンジだが使いやすくなる?

有名リーカーのYogesh Brar氏とIce Universe氏は、Twitter上でほぼ同じGalaxy Z Fold4情報をつぶやいている。特にIce氏はサムスン未発表製品の予想には定評があり、しかも今回は「100%正確」と宣言していることから、信ぴょう性はかなり高いと思われる。
このスペックを見るかぎり、概して前モデルGalaxy Z Fold3からは小幅なアップグレードに留まっているようだ。以前Ice氏は次期モデルではメインカメラが強化されながらも、折りたたみのフォームファクタでは(特に「薄くて使いやすくする」サムスンの哲学の下では)限界があると述べていたことがある。
1
Jun

しかし、報告されている有機分子の多くは、不思議なことに“正”のGSPを示し、“負”のGSPを示す有機半導体分子は極めて稀でした。GSPを示す有機薄膜は、有機半導体デバイスの特性に大きく影響するだけでなく、環境発電技術の一つである振動発電デバイス用のエレクトレット材料としても利用できます。
そのため、有機アモルファス薄膜における自発配向分極のメカニズムを理解するとともに、GSPの大きさや極性を自在に制御することは、将来の脱炭素社会の実現に向けても重要な課題となっています。
1
Jun

ファーウェイのタブレット「HUAWEI MatePad」シリーズと言えば、スタンダード機からハイスペックモデルまで、これまでも多数のラインアップがあったが、さらに新たなモデルとなる「HUAWEI MatePad Paper」が加わった。“Paper”の製品名の由来は、E Ink電子ペーパー技術を採用したこと。一般的な液晶/有機ELを採用したタブレットとは明白に異なるメリットと得意な使い道がある。
31
May

2007年4月。シャープ社長に49歳の片山幹雄が就任した。片山は矢野耕三がテレビ用の小型液晶を開発していた際の部下だった。現場で亀山工場の立ち上げに奔走していた矢野とは対照的に、亀山第1工場が稼働する前の03年に取締役に昇格すると、とんとん拍子で出世していった。
シャープには珍しい東大工学部出身の技術者で、端正な顔立ちと理路整然とした語り口、さらに自信に満ちた「強気」な性格と、4期連続で過去最高益を達成していた当時のシャープの勢いを象徴する人物だった。「亀山工場を通じてシャープの液晶を世界に知らしめた功労者であることは間違いない」と矢野も認める。
その「プリンス・片山」が社長になって最初に手掛けたのが堺工場の建設だ。社長就任から3カ月後の7月末、片山は堺工場の建設を発表した。亀山工場の4倍の敷地に3800億円を投じる計画だ。
31
May

Samsungが当初の予定よりもLCD工場の閉鎖を半年早めた理由として、競争の激化による損失を抑えたい方針であることや、有機EL(OLED)や量子ドット有機EL(QOLED)ディスプレイへの生産に注力していく予定であることが、業界関係者の話として明らかとなっています。
Display Supply Chain Consultants(DSCC)は、中国のBOEや台湾のAIU Optronicsといった企業が競争に本格参加したことで、LCDの価格は2014年1月時の36.6%にまで落ち込んでいると具体的に指摘しています。
31
May
30
May

「昔はあの丘からサムスンの連中がよく工場をのぞいていたな」。シャープの液晶テレビ「アクオス」を生産する亀山工場(三重県亀山市)の向かいに小高い丘がある。通称「サムスン・スポット」。液晶テレビの開発・生産に長く携わってきた矢野耕三(75、現在は鴻海精密工業特別顧問)は振り返る。
2004年の同工場の稼働前後から韓国サムスン電子の部隊が双眼鏡を携えてこのサムスン・スポットから工場に入る部材メーカーや装置メーカーの出入りを偵察していたという。「こっちも工場立ち上げに懸命だったが、向こう(=サムスン)も当時追いつこうと必死だったんだろう」(矢野)
30
May

二社から発表されたLCDパネルのスペックは、サイズ約2.27インチ、リフレッシュレート90Hz、解像度3240×3240(2016ppi)。同じレベルの解像度を持つLCDパネルとして、2019年にAUOより解像度3456×3456のLCDパネルが発表されていますが、こちらのサイズは2.9インチ。今回発表されたJDIとInnoluxによるLCDパネルは、AUOのものと比較して小型化されています。
27
May
台湾メディアDigiTimesが、iPhone13用有機EL(OLED)ディスプレイの仕様をAppleに無断で変更したことが問題となっている中国BOEについて、引き続きiPhone用OLEDディスプレイのサプライヤーにとどまると報じました。
DigiTimesは台湾の業界関係者からの情報として、BOEはiPhone13用OLEDディスプレイの仕様をAppleに無断で変更して製造していたことが問題となっていますが、サプライチェーンから排除されることはなく、引き続きiPhone用OLEDサプライヤーにとどまると伝えています。
DigiTimesは台湾の業界関係者からの情報として、BOEはiPhone13用OLEDディスプレイの仕様をAppleに無断で変更して製造していたことが問題となっていますが、サプライチェーンから排除されることはなく、引き続きiPhone用OLEDサプライヤーにとどまると伝えています。