パナソニックは薄型テレビ向けの液晶ディスプレイ(LCD)パネルを生産するチェコの工場を年末までに閉鎖する。広報担当者が31日、明らかにした。
閉鎖されるのは、首都プラハの北西85キロに位置するジャテツの工場。2007年に操業を開始した同工場の従業員数は590人。全員が解雇される。
パナソニックはプラハ南西102キロにあるプルゼニにもテレビ向けLCDパネルの生産工場を持っているが、この工場の操業は継続する。
パナソニックは小型のLCDパネルに生産の軸足を移しつつあり、マレーシアのテレビ向けLCDパネル工場の閉鎖も発表している。