台湾Foxconn Technology Groupは11月7日、同グループ傘下のHon Hai Precision Industry(鴻海精密工業)が米Appleの「iPhone」の旺盛な需要への対応に苦慮していることを明らかにした。

 「iPhoneの製造は簡単ではない。われわれは膨大な需要に対処しきれずにいる」とFoxconnのテリー・ゴウ会長はあるビジネスフォーラムの後に記者らに語っている。

 ただし同氏は、同じく同グループ傘下のFoxconn International Holdings(富士康国際)がiPhoneの生産の一部を引き受けたとする証券会社のリポートについては、コメントを断っている。




Hon Hai Precision IndustryはAppleのiPhoneの主要な製造請負業者であり、親会社であるFoxconn Technology Groupにとって中核の上場企業だ。

 一方、同じくFoxconnの傘下にあるFoxconn Internationalはこれまで、フィンランドのNokiaや中国Huawei TechnologiesといったApple以外の企業のスマートフォンの製造を請け負っている。

 スマートフォンの受託生産で世界最大手であるFoxconn Internationalの株価は5日、35%も上昇した。これは、「Foxconn Internationalは年内にiPhoneの製造を開始する」との見通しを米Citigroupが示し、投資判断を「Buy(買い)」に引き上げたことを受けての動き。