ベルギーIMEC Fellow兼Large Area Electronics Department DirectorのPaul Heremans氏は11月12日、IMEC Technological Forum Japanの“System on Foil”と題した講演の中で、フレキシブルアクティブマトリクス型有機EL(AM-OLED)パネル開発の現状などについて語った。講演内で紹介した同パネルの解像度は    QQVGA(160
×120画素)、2T1C構成を採用する。基板にはPENを採用し、その上にバリア膜、配線、IGZO-TFT、エッジカバー、OLED、封止材を形成している。2014年には、14型で解像度200ppi、酸化物TFTバックプレーンや薄膜封止技術(10μm以下)を採用したフレキシブルOLEDパネルの開発を目指す。この他、OLED照明やフレキシブルアクティブマト
リクス型光検出アレイ、フレキシブルTFT回路の開発動向も紹介した。