福建省長楽市内の家庭で12日、購入して5日目のテレビが爆発したことが分かった。有名ブランドのテレビとしては“激安”の300元(約3860円)で売られていたが、偽物だった。人民網などが報じた

  徐さんによると、妻と一緒に番組の鑑賞を楽しんでいた。テレビはふたりの目の前で突然、「バン」という音と共に爆発した。爆発音を2、3回繰り返し、画面にできた割れ目から黒煙が噴きでた。火花も飛び散ったという。

  テレビは炎を上げ、置いてあった台の後ろのカーテンにも燃え移った。徐さんによると「私も妻もびっくりしてしまって、動けなくなってしまいました」という。




しばらくしてわれに返った徐さんがテレビのコンセントを抜いた上で、水をかけて消し止めた。2人にけがはなく、徐さんは感慨深げに「幸運でしたね。事故にはいたりませんでしたよ」と語った。

  テレビは画面部分が外側に膨らんで変形して裂けた。下部にあるコネクターの差し込み口を覆うカバーは外れた。

  徐さんはテレビを購入した家電販売店に、損害賠償を求めた。店側が取り合わないので市工商局に訴えた。徐さんは“有名ブランド”のテレビを購入したつもりだったが、工商局の調べで「偽商品」と分かった。

  工商局は、販売店に残っていた同種のテレビ6台を差し押さえ、事件として扱うことを念頭に、調べを続けている。

  徐さんが購入したテレビは21インチ型で、中国国産の信用あるブランドの場合、安価なものでも通常は600元以上する。日本ブランドの場合、1000元以上の場合が多い。