韓国の資材大手ハンファグループのHanwha L&Cは、来年下半期まで忠清北道の産業団地にある同社の事業所に、TSP( Touch Screen Panel )工程の全てを一箇所に集中させ、最適生産システムを備えたクラスタを構築する計画だと伝えた。
同社は今回のクラスタ構築によってTSP製品関連材料や部品の国産化を先導し、技術力だけでなく生産性も向上させ、韓国製品の競争力を高めると伝え、共同研究開発や製造だけに限らず、共同購入などのマーケティング活動も並行して進める方針だ。




これに先立ちHanwha L&Cは、知識経済部、半導体、ディスプルレイ関連担当者と専門技術を持つ中小企業の代表者、投資会社の関係者らを集め、「TSP産業協力のための懇談会」を開催したが、グローバルTSP産業の現状、韓国タッチ産業の現状と問題点などについて意見交換し、各地域に散在している関連プロセスをタッチスクリーンパネルのクラスタに一元化して集中投資することで意見を一致させている。
また、Hanwha L&Cは今月初め、知識経済部が主催した 「TSP産業の連帯成長ビジョン宣布式」に出席し、タッチスクリーンの需要と供給企業との緊密な協力により、TSP産業を未来の成長分野として集中的に育成し、2020年の世界2強入りを目標にする 「連帯成長決議文」に署名した。