TV業界は市場活性化のため、様々な付加機能やフォームファクタを発表してきた。
2000年初めにはPDPやLCDに代表される薄型TVの登場があり、最近では3Dやスマート機能などを合わせて新たな需要獲得を試みた。しかし、3DやスマートTVは今や中級以上の製品に搭載される標準機能として捉えられ、コンテンツ確保やUI/UXのインターフェースの不完全さで、大きく開花できなかった。
この中で、Vizioはブラック・フライデーに向け、60インチTVをUS$999という驚くべき価格で発表した。従来の46~47インチのプレミアム製 がUS$2,000レベルだったため、60インチ製品をUS$1,000以下での発表というのは驚きに値する。



このモデルは、シャープの60インチパネルを採用している。シャープは自社の第10世代生産ラインでパネル生産し、メキシコ工場でセット組立てすることにより低価格を実現できた。また、搭載された統合SoCはMediaTek(台湾メーカー)の製品で、1チップにTVとスマート機能を全て統合し、WLAN モジュールとチューナーを除く大部分の機能を1チップに直結させた。これにより、開発費用の削減だけでなく、Vizioの同じラインナップ・モデルは同一チップを採用していると想定されトータルコストの低減を図っている。