シャープが検討してきた液晶テレビの南京工場(南京市)の売却先に、中国・聯想(レノボ)が浮上したことが17日分かった。液晶テレビ事業を運営する現地法人をレノボが買収する可能性が高いという。台湾・鴻海精密工業に売却する当初計画を軌道修正する格好だが、実現すれば経営再建は前進する。



 シャープは経営再建策に海外の液晶テレビ組み立て3工場(南京工場、メキシコ工場、マレーシア工場)を売却する方針を盛り込み、鴻海と交渉を進めてきた。2012年末までに南京工場については白紙になり、レノボを新たな売却先として選んだ。メキシコ工場については鴻海と最終調整に入り、マレーシア工場は別の台湾の電子機器受託製造会社と交渉中だ。