光学式タッチ・パネルの技術を保有する米Neonode社が、日本に100%子会社を設立した。日本での営業と技術サポートを確立することで、日本向け事業の拡大を図るとする。

 Neonode社は、マルチタッチが可能な光学式タッチ・パネル技術を持つ。同社がターゲットとする自動車、事務機器、ゲーム機などの分野において、日本が引き続き高い市場シェアを持っていることから、日本法人を設立して営業体制を強化した。自動車や電気製品の物理的なスイッチがタッチ・パネルに変わっていく中で、自社の技術を日本企業に向けて売り込む考えである。