京セラは2月12日、産業用LCDを中心とする自社のLCD事業を100%子会社の京セラディスプレイ(KYD)に集約すると発表した。KYDの前身は2012年2月に買収した旧オプトレックスで、グループ内のLCD関連事業のリソースをKYDに集約することで、開発、製造、販売体制の一体化を推進し、さらなる開発力の強化と生産性の向上、並びに一層の経営基盤の強化を図る。また、KYDは、KYDの100%子会社である京セラディスプレイ広島を4月1日付で吸収合併するとともに、本社所在地を東京都荒川区から滋賀県野洲市(京セラ滋賀野洲工場)に移転する。