AUO社長Paul Pengによると、AUOがタブレットとウルトラHD(3840×2160)パネルの拡張ファミリに支えられて、2013年の実績は上向き反発する見通しだ。
Paul Peng社長の見通しは株主総会での発言だが、同社は2011?2012年に総額1,174億台湾ドル(約40億US$)の2年連続赤字を計上した後、技術向上と顧客基盤の拡大を図りより向上された製品群によって、2013年には業績改善が期待できると伝えた。
また、Paul Pengは、2013年1月から2月までは緩やかな実績を見せているが、3月には中国5月1日国慶節による中国顧客の需要に備え、出荷量が急増すると予想。



TVパネルが同社総出荷量の約50%を占めるが、超HD TVパネルの出荷量が2013年中に継続増加すると見込んでおり、中国TVメーカーからの受注を未だ継続していることから、AUOのパネル技術が中国パネルメーカーより進んでいるとしている。
また、AUO内部関係者によると、同社は世界の主要なスマートフォンやタブレットメーカー向けに4?6.5インチパネルを供給する予定とも伝えられている。