日立化成は2013年2月28日、韓国H&SHighTechが、タッチパネルの回路接続に用いられる異方導電フィルムに関する日立化成の韓国特許を侵害しているとして、韓国のソウル中央地方法院に提訴したと発表した。
 日立化成は、1984年に世界に先駆けて、異方導電フィルム(製品名:アニソルム)の製造・販売を開始して以来、世界トップシェアを有している。また、異方導電フィルムの分野においては、ワールドワイドで約600件の登録特許および約600件の特許出願を保有しており、全世界で幅広い特許網を構築している。



 H&SHighTechのTGP20520AGという製品は、H&SHighTechが製造・販売しているタッチパネル向け異方導電フィルムであり、日立化成の分析によれば、同社の韓国特許第333,456号の権利範囲に入る疑いがあるという。
 H&SHighTechがこの製品を韓国において製造・販売・販売の申し出をすることや韓国国内で使用することは、日立化成の韓国特許第333,456号の特許権侵害にあたる可能性があるとしている。そこで日立化成は、H&SHighTechのTGP20520AGの製造、販売行為に対し、韓国において特許権侵害差止を求める提訴を行った。