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経営再建中のシャープは、韓国サムスン電子グループの出資を受け入れる方向で最終調整に入った。シャープが月内にも実施する第三者割当増資をサムスンが引き受け、100億円前後を出資する。出資比率は約3%となる見通し。シャープは出資受け入れで財務体質を改善するとともに、サムスンへのテレビやスマートフォン(スマホ)向け液晶パネルの供給を拡大し、早期の業績回復につなげる。
 両社首脳が5日までに合意した。6日にも正式発表する。日韓の電機メーカーは1990年代から半導体やテレビなどでライバル関係にあったが、新たな局面を迎える。
 シャープは主力の亀山工場(三重県亀山市)などで生産する薄型テレビ用の32インチパネルの一部をサムスンに供給してきた。資本提携を機に供給量を段階的に増やしていく方針。 
....日経新聞が報じた。  

⇒Move to ful;l Article "シャープ、サムスンが3%出資へ パネル供給拡大 "
 


100億円というお金よりも、三星へのパネル供給の道を拓きたいのでしょうか。
しかし三星は、鴻海(ホンハイ)精密工業の仮想敵メーカー。鴻海のシャープ抜き世界戦略構想の報道もありましたが、この三星との提携話で鴻海・シャープ提携はほぼ破談と言えるでしょう。

疑問なのは、なぜ100億円という小規模な出資なのか? という点と、シャープの一番恐れる技術流出との関係性。シャープの最近の動きの意図は、よく分からないですね。
交渉がうまいのか、あっちこっちに手を伸ばして迷走しているのか、銀行団との関係は、等々、疑問符が渦巻いています。