韓国サムスン・グループの電子材料・化学・繊維子会社であるCheil Industries は2日、ドイツの有機発光ダイオード(OLED)メーカー、ノバレッドの買収を検討していると明らかにした。
韓国のニュースワイヤー「マネートゥデイ」が2日に匿名の関係筋の話として報じたところによると、買収額は約3000億ウォン(2億7000万ドル)。
ノバレッドをめぐっては、韓国の斗山も同社の買収を検討していると明らかにしている。
ノバレッドは既に、サムスン・グループのベンチャー・キャピタル「サムスン・ベンチャー・インベストメント」から支援を受けている。昨年には米当局に新規株式公開(IPO)の申請を行った。