韓国のサムスン電子は5日、第1・四半期の業績について、営業利益が53%増の8兆7000億ウォン(77億4000万ドル)になりそうだと発表した。

スマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)の中級機種販売が堅調だった。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト42人の予想は、8兆3000億ウォンだった。四半期決算の正式発表は今月26日までに予定されている。

同社は5四半期連続で過去最高益を記録してきたが、今回は過去最高の更新とはならない見通し。ただ、今月にはスマートフォン「ギャラクシーS4」が発売されるため、今四半期には再び過去最高を更新するとみられている。



売上高は、52兆ウォンとの見通しを示した。予想は53兆ウォンだった。ギャラクシーSや「ギャラクシーノート」シリーズでサムスンは業績を伸ばしてきたが、アナリストらによると、ハイエンド市場では新製品が増えてきたため、サムスンは「レックス」や「ギャラクシーポップ」といった低価格モデルを投入し、新興市場では富裕層以外に注力している。

5人のアナリストによると、サムスンのスマホ販売台数は6800万─7000万台に達し、前四半期の6300万台を上回ったもよう。

一方、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」出荷台数は、前四半期の4780万台から3000万台に落ち込んだとみられるという。