BCNは4月11日、「なぜタブレットがPC市場を激変させるのか」をテーマに記者発表を開催した。
タブレットは前年同月比96.8%増で、昨年11月に米Appleの「iPad mini」と、米Google/台湾ASUSTek Computerの「Nexus 7」が発表されて以降、PC端末の全体の約3割を占めるようになった。
Nexus 7は価格が安く、試し買い需要が大きいこと、大量のCM投下による認知度向上などによって、出荷台数が増加したという。一方で、ノート/デスクトップPCが3月商戦期にもかかわらず、台数ベースで前年同月比6.2%減、金額ベースで同10.5%減と振るわなかった。
国内PC市場の今後の可能性については、「インターフェースに優れるタブレットを超えるような本気の製品開発が必要で、ハード、アプリ、OS、クラウドなど全方位で根底から考え直した製品の登場が待たれる」(ランキングデータ・メディア部 部長 エグゼクティブアナリスト 道越一郎氏)。また、国内PCメーカーのブランド不足を指摘。PCの高級な価値とは何なのかについて、「時計のように持っているだけで所有欲を満たせるような、ブランド的な価値観の創造がこれからは欠かせない」(道越氏)と述べた。