台湾の経済紙『工商時報』(5月20日付)は、米アップル(Apple)が2013年、タブレットPC「iPad」に搭載するタッチ技術を、「GF2(GF DITO)薄膜式」に統一すると報じた。また、タッチパネル大手の台湾TPK(宸鴻)を主力供給業者だとしている。



工商時報によると、アップルは9.7型iPad(第4世代)にガラス2枚貼り合わせ型(GOG=Glass on Glass)を採用している。これに対し、7.9型「iPad mini」には、薄膜式のGF DITOを採用している。

同紙によると台湾市場では、アップルがiPad mini次世代モデルを13年第3四半期に発売。これを受けTPKでも同四半期から業績が上向くとしている。

ただTPKの同第2四半期業績見通しについては、アップルが新旧モデルの端境期にある影響を受け、営業収益が同第1四半期に比べ10〜15%の減少を見せると予想している。