中国東部の安徽省合肥市にあるレノボのPC組み立て合弁会社が、2013年の出荷台数は1000万台に達すると予想していることから、関連ノートパソコンの部品サプライヤーが部品の需要に苦慮している。合肥の生産規模を増やすために、レノボの合弁会社は積極的に中国内のサプライヤーと提携している。しかし、ODMメーカーが既に重慶、成都など中国西部に生産拠点を集中させており、大多数の部品メーカーもこの地域での生産体制を構築している。そのため、主要サプライヤーでさえ東部の合肥にリソースを割く余力は無い筈で、製造コストは今のところ大きく上昇すると予想される。



Quanta Computerの副会長CC Leung氏が最近、2013年のラップトップの50%を重慶から出荷しており、中国南東部にサーバーとタブレット生産工場を設立する計画と明らかにした。
そこで主要サプライヤーは最近、南東部の生産拠点から出荷された部品を保管するために合肥に倉庫を用意したり、工場をレンタルすることで当面対応し、合肥から出荷される製品が2014年に2000万台を超える段階になった場合には、工場新設に踏み切ることになると言い出している。