シャープは開発中のバックコンタクト(裏面電極)式の新構造太陽電池セルの変換効率を1・9ポイント向上させ、24・2%に高めた。試作したセルは寸法19ミリメートル角と小さいが、大型化して実用化を目指す。同時に効率も高め、2015年春までに実用サイズの150ミリ角で25%を狙う。
シャープはハイブリッド構造のシリコンウエハーにバックコンタクトを採用したセルの開発を進めている。バックコンタクトは電極の働きをする配線をセル裏面に形成する。表面に配線がないためセル全体で太陽光を受けて発電できる。ハイブリッドは単結晶シリコンに薄い非結晶層を成形した構造。
 3月時点の試作セルの寸法は17ミリメートル角、太陽光を電気エネルギーに変える変換効率は22・3%だった。製作プロセスの改良などで効率を高めたという。一般的にセル面積が大きくなると効率は落ちる。効率を高めながら大型化することが実用化に向けた課題だ。

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