中国の液晶パネル大手BOE(京東方)は8月12日の株主総会で、非公開のA株発行で最大460億元(1元=約16円)を調達する増資案を承認した。傘下の第8.5世代液晶パネル生産ラインや、5.5世代のアクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)生産ラインの整備に投じる。BOEの王東昇・董事長は増資について、「世界トップ3に入るためには、投資の拡大が必要。規模で日本を、技術で台湾を追い越す」と述べた。
台湾の経済紙『工商時報』(8月14日付)が報じた。