中国の調査会社AVC(奥維諮詢)はこのほど発表したレポートで、韓国LGディスプレイ(LGD)と韓国サムスン(Samsung)が、2014年に稼働を予定する中国の第8.5世代工場について、投資と生産の規模を当初の計画からいずれも半減したとの見方を示した。中国系パネル業者が高い世代の生産ラインを相次ぎ稼働することを受けてのものだとしている。中国のディスプレイ産業専門サイト『中華液晶網』(FPDispay)が9月16日付で報じた。
レポートは消息筋の話として、LGDが当初、広東省広州の工場建設に40億米ドルを投入し、ガラス基板で月産12万枚を計画していたと指摘。ただその後、投資額を18億米ドルに、月産目標を6万枚まで減らしたとした。
一方、サムスンも江蘇省蘇州工場について、投資額を当初の30億米ドルから15億~16億米ドルに、月産能力をガラス基板10万枚から4万枚まで、それぞれ引き下げたとしている。
にほんブログ村 ニュースブログ ITニュースへ
にほんブログ村