7日からソウル郊外の韓国国際展示場(KINTEX)で開催される「韓国電子展」で、サムスン電子が世界最薄ベゼル(画面縁)の55型業務用ディスプレー(LFD、Large Format Display)を公開する。同社が3日に明らかにした。
 同製品は左と上のベゼル幅がそれぞれ2.4ミリ、右と下がそれぞれ1.3ミリで、製品を縦横につなげたとき、連結部分の厚さが3.7ミリにすぎない。連結部の厚さを3ミリ台に抑えたのはサムスンが初めて。
 3~4メートル離れると肉眼ではつなぎ目がほぼ分からないほどで、超大型ビデオウォールへの没入感をさらに高めた。大型の売り場や大学、病院、官公署などでの使用を見込んでいる。
 サムスン電子は世界のLFD市場でもシェア1位に立っている。米調査会社のディスプレーサーチによると、同社のシェアは2011年が12.5%、昨年が19.0%で、今年上半期には2~6位企業のシェア合計を上回る26.3%を記録した。
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