ソウル大学はユン・ウイジュン教授(材料工学)の共同研究チームが、従来のLEDプロセスにナノ中空シリカ粒子の合成を組み合わせた新技術を開発したと発表した。
この研究により従来のLED製造工程を利用したまま、LED効率を上げられるようになった。研究チームは、結晶成長の前に、中空シリカナノ粒子をサファイア基板上に塗って結晶の欠陥濃度を大幅に減らした。また、ナノ中空シリカ粒子がLEDで作られた光を散乱させ、LEDの効率向上に影響させる事実を立証した。
ユン教授は「従来のLEDの製造工程をそのまま利用して、LEDの効率を上げ、基板の反り現象を軽減できるようになった」とし、「韓国の照明用LEDの国際競争力を上げられる」とコメント。また、この技術は、韓国、日本、米国、ドイツ、中国で特許登録されたことも明らかになった。

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