昨年2012年にTACフィルムの代替フィルムが注目され始めたばかりだが、今年は既に代替フィルムの着実な市場参入の段階に至っている。LG ChemicalやNitto Denkoはアクリルフィルムの採用を着実に拡大しており、次期ラインに投資している。
この状況から、2017年にはPVA保護フィルム市場全体の18%をアクリルフィルムが代替できると考えられる。その他にもPETを使った偏光板も少しずつではあるが使われ出している。また、VAモードでの非TAC系補償フィルムの採用が広がっており、来年にはTACを1枚も使わない偏光板付の製品も発売される可能性が高い。

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さらに、タッチUIで需要が急増する携帯電話、タブレットPCなどは、薄型偏光板へのニーズが高いため、様々なタイプの薄型偏光板が開発されている。アクリルの採用もこの一環と見られ、それぞれのフィルムの厚さを減らす方法以外に、最近はPVAフィルムの代わりにPVA樹脂をベースフィルムに薄くコーティングしてから硬化させたPVA樹脂偏光板も開発され、偏光板の構造や厚さに画期的な変化が予想される。