外国製の携帯電話端末は成功しないと言われる韓国のスマートフォン(多機能携帯電話)市場。ソニーが2年3カ月ぶりに再挑戦する。
 ソニーはかつて不動の1位だったテレビ事業でサムスン電子、LG電子に押されて没落。スマートフォン事業でもアップルとサムスン電子に圧倒され、不振に陥った。そんなソニーが再起をかけ、韓国に戻ってこようとしている。
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 ソニーコリアは16日、戦略スマートフォン「エクスペリアZ1」と腕時計型のウエアラブルスマート機器「スマートウォッチ2」を韓国市場で発売すると発表した。ソニーは2011年10月に韓国向けに中低価格のスマートフォン「エクスペリア・レイ」を発売したが、販売は伸び悩んだ。サムスン電子、LG電子、パンテックという韓国国内勢が外国メーカーが越えるにはあまりに高い壁を築いているためだ。当時ソニーのスマートフォンの性能は、最新・最高級モデルのみに関心を持つ韓国の消費者の心をつかむには力不足だった。

 しかし、ソニーは今回は異なると自信を抱いている。まず、エクスペリアZは韓国の最高級モデルとくらべても品質面で劣らない。むしろ一部の面では韓国製よりも高い品質を誇る。

 昨年9月にドイツで開かれた電子製品見本市「IFA2013」で発表された「エクスペリアZ1」の最大の強みはカメラだ。内蔵カメラは2070万画素で、サムスンとLGの最高級スマートフォン(1300万画素)を上回る性能をアピールした。超高画質(フルHD)の動画撮影も可能だ。さらに、2秒間に61枚の連写ができるなど、デジタルカメラに匹敵する性能を持つ。水深1メートルで30秒耐える防水機能も売りで、水中での写真撮影も可能だ。

 ソニーの平井一夫社長は「エクスペリアZ1にはソニーの技術の粋を集めた」と語った。価格も74万9000ウォン(約7万4000円)で、韓国勢の最高級スマートフォンの100万ウォン前後よりはるかに安い。