JSRは1月27日、2013年度9か月(2013.4~12)の売上高が前年同期比4.6%増の2880億8700万円になったと発表した。当期利益は同6.1%減の198億7800万円となった。多角化事業部門のうち、半導体材料は先端分野での販売拡大に加え、円安の影響が奏功した。
FPD材料は、パネルメーカーの生産が前年同期を上回る水準で推移するとともに円安効果もあった。精密材料・加工事業は、タッチパネル用透明導電性フィルムが増加したものの、スマートフォンや多機能携帯端末向け耐熱透明樹脂「アートン」の位相差フィルムの出荷が伸びなかった。2013年度通期の売上高は前年比7.7%増の4000億円、当期利益は同12.5%減の265億円を見込んでいる。
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