LGディスプレイ研究所長のカン・インビョン専務は韓国産業通商資源省が主催する「2014年の半導体・ディスプレイ技術ロードマップセミナー」発表後に、 「2年以内に、OLED価格を現在のLCD価格レベルに下げるよう技術開発を継続する」と明らかにした。
カン所長はこれに先だち、「今後のプラスチックOLED技術開発計画も発表しており、プラスチック製OLEDパネルは厚さをより薄くしながら画質をフルHDレベル以上に改善した製品を開発中だ」と伝えた。
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また、年内に18インチの透明ディスプレイを発表し、2016年には55インチの透明フレキシブルディスプレイ、2017年には75インチの透明フレキシブルディスプレイを発表するという技術開発ロードマップを公開した。
カン所長は「透明ディスプレイは遅かれ早かれ、冷蔵庫などの家電製品に実装できる」「今後60インチ以上の超大型画面もUHD画質のRollableディスプレイが実装できると見込んでいる」と述べた。更に、カン所長は「ディスプレイ市場は、今年も生産能力が需要よりも15 %以上多いという困難な局面が予想される」とし、「 2年後には中国が第8世代の生産能力においても韓国を上回るだろう」と、今後の市場状況の難しさを強調した。