今年上半期にサムスン電子のスマートフォン用カバーガラスを日本電気硝子(NEG)が供給することが分かった。
NEGはサムスン電子の4~5インチの中・低価格帯スマートフォンモデル用カバーガラスを供給すると見られる。
 関係者によると、サムスン電子のスマートフォン用カバーガラスはコーニングが独占状態であったが、NEGはこの構図に亀裂を入れることで韓国市場での優位を狙え、サムスン電子としてはNEGの起用によって、コーニングの独占を牽制すると同時に、カバーガラス価格の引き下げ誘導を図れると伝えている。
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また、NEGがサムスン電子に供給するディスクガラスはコーニング製品と比べて性能は90%レベルだが、価格は20~30%安価と明らかにした。一方、NEG製品は中国で加工を施した後にサムスン電子への最終供給となるが、サムスン電子はNEGとカバーガラスの価格交渉だけでなく品質管理にも直接関わっていることも明らかになった。