TFT-LCDを搭載した車載機器市場(※1)は、2013年にYOY2割増となる約5,700万台に拡大するなど、順調な伸びを見せている。
搭載箇所別ではCID(※2)が最も需要規模が大きく、2013年に3,890万台の市場を形成している。従来のCIDはカーナビが中心であったが、現在はTFT-LCDを搭載したディスプレイオーディオが市場を牽引している。
ディスプレイオーディオは、2014年以降もカーナビを上回る成長率が期待される。
自動車メーカーは、スマートフォンと連携してアプリを活用することが可能なディスプレイオーディオの開発に力を入れている。スマートフォンとの連携は、安全性の検証やOSのバージョンアップ対応などいくつかの課題を抱えているが、自動車メーカーは積極的にスマートフォンとの連携を進める見込みである。現在はインターネットラジオなどにスマートフォン連携が限られた製品が多いが、将来的にはより拡張性を持たせる方向で開発が進められている。

※1 純正向けと市販向けの合計値

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スマートフォンメーカーも、車載機器とスマートフォンの連携機能の強化に乗り出している。Appleは2014年3月にiPhoneを車載機器と連携させる新機能「Car Play」を発表した。GoogleもWi-Fiのピアツーピア接続によりスマートフォン連携を可能にする「Miracast」に、Android OS ver4.2以降で標準対応する方針である。モバイル市場におけるエコシステムを巡る争いが自動車市場にも広がりつつある。これら採用されるOSや接続規格次第で、将来的に車載ディスプレイの解像度や入力インターフェースなどが大きく変わる可能性がある。