HongmiNote中国スマートフォンメーカーの小米科技(シャオミ)は近く、初のタブレット端末を発売する。名称は「MiPad」になる見込みで、7.9インチの液晶を搭載。シャープが液晶を供給する。複数の関係者が明らかにした。
小米は、昨年10月に発売した主力スマホ「Mi3(5インチ)」と昨年8月に投入した低価格スマホ「RedMi(4.7インチ)」の両モデルがヒットしている。今年3月には、ファブレットと呼ばれる大画面スマホの「紅米Note(5.5インチ)」を発売し、インターネットを通じて話題を集め、瞬く間に売り切れた。
これらスマホ3機種とも、液晶はシャープが供給。関係筋によると、新たに発売するタブレット端末もシャープ製の7.9インチサイズの液晶を採用する。低消費電力パネル「IGZO」を搭載する。
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同社の2013年のスマホ販売台数は1870万台で、12年の719万台から急拡大した。14年には4000万台を販売する計画だ。販売地域は中 国が中心だが、会社のスマホ販売規模では、世界的にみても、韓国サムスン電子、米アップルを追いかける3位グループの一角に食い込む勢いを示している。
小米は10年4月に創業。中国独自のSNS「微博(ウェイボ)」のクチコミを活用した低コストのマーケティング手法で、日本製のハイエンド部品を使った高性能スマホのブランドを構築。ハイテクに敏感な若者層の支持を集め、「中国版アップル」とも呼ばれる。