サムスンディスプレイは10.5インチ、8.4インチのタブレット用スーパーアモレッド(WQXGAクラスの2560×1600)の量産開始を発表した。
WQXGA解像度は、16対9のQHD(2,560×1,440)と水平方向は同じピクセル数だが、垂直方向のピクセル数は160多くなり、16対10となる。
サムスンディスプレイは、サムスン電子のタブレット新製品「ギャラクシータブS 」に361ppiクラスの8.4インチと287ppiクラスの10.5インチ二種類のスーパーアモレッドパネルを供給し、豊かな色彩と無限大に近いコントラストの「リアルブラック」で差別化された画質を実現したと説明。
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10.5インチWQXGAクラスのスーパーアモレッドは、従来の平面的測定方式ではなく、3次元の色体積評価法を使い「Adobe色空間」の100%表現 に迫っている。
コントラスト比は800万対1の高水準で、黒輝度を最適なリアルブラックレベルの0.00004cd /㎡まで下げることが可能になった。最低輝度の2cd /㎡でも5万対1のコントラスト比を維持し、低輝度でも表現力に優れる。
一方、今回量産するタブレット用スーパーアモレッドは、バックライトを必要としな い自発光OLEDの特性を使い、最小厚さ1.87mm、重さは86g(8.4インチ)と148g(10.5インチ)、ディスプレイの上下左右の黒い境界線 を最小2mmまで減らした超スリムベゼルになっている。