電子機器受託製造(EMS)の世界最大手、台湾の鴻海精密工業は30日、韓国のITサービス会社SK・C&Cの株式4.9%を3810億ウォン(3億7659万米ドル)で取得したと発表した。事業分散化が目的とみられる。

1株当たりの取得価格は15万5500ウォン。鴻海精密は声明で「長期投資のため」と説明した。

SK・C&Cは別途、同社の筆頭株主でSKホールディングス会長の崔泰源(チェ・テウォン)氏が鴻海精密に株式を譲渡したことを明らかにした。これにより、崔会長のSK・C&C株保有比率は38%から33.1%に低下する。SKホールディングスは韓国半導体大手SKハイニックスを傘下に抱えている。
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SKグループの広報担当者は「鴻海精密は事業ポートフォリオを拡大し、情報通信技術を中心とするサービス業への参入を検討している。それに当たって当社をパートナーに選んだことはプラスとなる」と述べた。
鴻海精密の親会社である鴻海科技集団(フォックスコン・テクノロジー・グループ)は5月下旬、台湾の通信大手である亜太電信の株式を116億台湾ドル(3億9000万米ドル)で取得すると発表した。