2013年の車載ディスプレイ用ドライバIC市場は、数量規模で1億9,729万個、金額規模で1.89億ドルの市場となった。
内訳は、ソースドライバICが数量規模で51.3%に当たる1億117万個、金額規模において同52.3%に当たる0.99億ドルと共に過半数を占めている。
その他、ゲートドライバICが数量規模で7,154万個、金額規模で0.43億ドル、ワンチップドライバICは数量規模は2,458万個、金額規模で0.47億ドルであった。
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ゲートドライバICと比較して単価が高いソースドライバICは、数量規模、金額規模共に車載ディスプレイ用ドライバIC市場を牽引している。
5”以上のTFT-LCD搭載車種がCenter Information Display を中心に増加しているため、ソースドライバICは安定した需要拡大が見込まれる。
一方、ワンチップドライバICは、ディスプレイを1個のドライバICで駆動することから、ソースドライバIC、ゲートドライバICよりも平均単価はさらに高価である。しかし、主要規格であるQVGAクラスの価格競争が激しくなっていることから、金額規模は将来的に微増傾向で推移する見通しである。