アップルの次世代スマートフォン、iPhone6の5.5インチ機種は、タッチパネルと筐体(きょうたい)の良品率が改善せず、9月に4.7インチ機種と同時発売できない見通しだ。アナリストは、発売は来年に持ち越され、どんなに早くても今年11月中旬と予測した。一方、アップルがサプライチェーンを見直し、宸鴻集団(TPKホールディング)がタッチパネルの受注を取り戻す可能性が浮上している。15日付経済日報が報じた。
凱基証券投資顧問の郭明錤アナリストは14日発表した最新レポートで、iPhone6の5.5インチ機種は画面が大きいので、タッチパネルの外縁部の反応が良くなく、筐体は新しい製造プロセスを採用した結果、色むらが生じるようになったと指摘した。
にほんブログ村 ニュースブログ ITニュースへ
にほんブログ村


 また、5.5インチ機種の発売は第4四半期半ば~来年初めに延期され、出荷台数は市場予測の1,500万~2,000万台を下回ると予測した。一方、4.7インチ機種は予定通り今秋の発売で、iPhone5s、5cより安くなるという。
 従来、両機種は9月に同時発売すると観測されていた。
  iPhone6のインセル型タッチパネルのサプライヤーはLGディスプレイ(LGD)、ジャパンディスプレイ(JDI)で、サファイアガラスを搭載すると される。業界では、アップルは問題解決のために、薄膜タッチパネルか、TPKの銀ナノワイヤー(SNW)、6面強化のタッチオンレンズ(TOL)技術の タッチパネルに変更する必要があるとみられている。
 一方、筐体は4.7インチ機種は可成科技(キャッチャー・テクノロジー)、5.5インチ機種は鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)が供給するとされる。
  iPhone6はiPhone5より3割以上薄くするため、バッテリーは薄型軽量化と駆動時間を両立させなければならない。新普科技(シンプロ・テクノロ ジー、SMP)は極限まで薄型化を図り、最近少量出荷を開始した。中国の深圳市徳賽電池科技(Desayバッテリー)も良品率と製造プロセスの問題を解決 し、近く出荷する見通しだ。両社が受注を半分ずつ分け合っている。