2014年10月29~31日にパシフィコ横浜で開催された「Display Innovation 2014」では、半導体エネルギー研究所とJDIが最新技術を競って展示した。
JDIはWQHDパネルやPixel Eyes(タッチ内蔵パネル)、IPS Neo(光配向IPSパネル)など量産段階にあるパネル技術が中心であったのに対し、半導体エネルギー研究所は1000ppiを超えるAMOLEDやFoldable Displayなど次世代に向けた提案を行った。
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展示会場で一際人だかりが多かったのが、半導体エネルギー研究所の展示したFoldable Displayである。今回の開発品はタッチ機能付で数万回の折り曲げ耐久性を実現している。説明員が手袋を装着していたことから耐脂性を指摘する声が聞かれるが、他社の開発品を大きく上回る折り曲げ耐久性を有しており、実用化に近付く製品として今後の開発が期待される。