経営再建中のシャープの業績が回復基調だ。10月31日に発表した2014年4~9月期の連結決算は47億円の純利益を確保。4~9月期として4年ぶりの最終黒字を達成した。2015年3月期の通期業績も純利益は300億円になる見通しだ。
 ここ数年の経営危機の元凶となった液晶事業が好調に推移。2014年4~9月期の営業利益は前年同期比2.4倍の208億円を確保した。通期の営業利益も前期比で32.2%増の550億円を見込んでいる。
 牽引役となったのが、成長著しい中国のスマートフォンメーカー向けの中小型液晶だ。2014年4~9月期は8社に供給し、売上高は1000億円に達した。2014年10月~2015年3月期は供給メーカー数を15社に拡大し、売上高は2000億円規模になる計画だ。
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