台湾タッチパネルメーカーは首位のTPK(宸鴻科技)を含み、ノートPC需要不振や価格競争激化の影響を受け業績悪化が目立っている。業界2位の Wintek (勝華科技)は、リストラ策を発表したばかり(9月末)だが、会社更生手続き申請に至っている。
同社は再建を目指しているが、既に中国顧客は2015年注文をO-filmやTPKなど他のメーカーに乗り換えていると業界筋が伝えた。
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Xiaomi(シャオミ)は、既に2015年新規モデルのサプライヤー変更を開始したと伝えられる。これはWintekがシャオミHongmiシリーズ用の薄膜フィルム型タッチフィルム供給に関して、財政理由で対応できなかったためと見られる。
一方、中国のO-filmは、蘇州にあるWintekのバックエンド組立施設の購入に関心を示しており、Appleなど主要ベンダーからの注文を確保する拠点としたい意向だが、未だ契約には至っていない。