LG電子が2015年役員人事を発表し、テレビ・携帯電話部門のトップ交替人事を実施した。
 “戦略通”を経営全面に配置し、成果主義原則で実績を出した役員を多く昇進させた。また、太陽光・照明・エネルギー保存装置(ESS)等の新規事業発掘部門を立ち上げるなど組織改編も断行した。
LG電子はLG代表理事(社長)の趙俊鎬(チョ・ジュンホ)氏(55)をモバイル事業本部長に据えてマーケティング強化するなど、役員48人を昇進させた。
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LG持株会社代表職だった趙社長の後任には、世界で初めてOLED・UHDテレビ開発に成功のテレビ事業を率いた現LG電子ホームエンターテインメント (HE)本部長(社長)のハ・ヒョンフェ氏(58)を据えた。河社長の後任は、今回副社長に昇進したクォン・ポンソク専務(51)が就任、国内営業を総括 するチェ・サンギュLG電子韓国営業本部長(副社長、58)も社長に昇進した。
LGディスプレイは最高技術責任者(CTO)の呂相徳(ヨ・サンドク)副社長(59)が社長に昇進、LG全体の採用担当である李明寛(イ・ミョングァン)人事チーム長(専務)も副社長に昇進した。
人 事改編と同時に将来事業に向けた組織改編も行われ、特にLG電子代表理事傘下に「イノベーション事業センター」と「B2B部門」、「エネルギー事業セン ター」など3組織を新設した。 具本茂(ク・ボンム)LG会長の子息である具グァンモ部長(36)も今回の人事で常務に昇進している。具部長は喜星(ヒソン)グループ具本綾(ク・ボンヌ ン)会長の長男だが2004年、具本茂会長に養子として迎えられた。2006年LG電子代理として入社、米国ニュージャージー法人を経て昨年1月に帰国、 LG電子の各事業部を経て今年4月から(株)LGシナジーチームに配置されていた。