テレビ東京の小谷真生子キャスターが、先月来日していた米グーグル会長のエリック・シュミット氏とのインタビューの中で、カメラが回っていない時に、どのような人材を採用しているのか、と尋ねた時の問答のやり取りを振り返っていた。
「一流大学の新卒で、めちゃくちゃ優秀で、自分の頭で考えられる人ですね」
そして採用基準は、「経験値が高いこと」ということだったようだ。
さらに「専門知識と分析力を備え、ビジネス感覚や競争心、ユーザーを理解する姿勢を持ち、細かいことを覚えている...」とか。
さすがに驚いた小谷キャスター、おもわず
「そんな学生がいったい世の中にいるのですか?」
とつっこんだところ、
「基準に達しているかどうかは、採用面接で自分が体験して楽しかったことなどを30分語ってもらえばわかる」
と言われたそうです。
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さて、この状況を日本に置き換えてみると、最低限の条件が「東大か京大の新卒」そして「なんらかの深い経験を積んでいて、その体験して楽しかったことなどを30分間話せること」という若者になるそうだ。
「入るのはめちゃくちゃ大変だけれど、辞める人はいない」とも言い切ったようだ。
天才たちに、そのゆる気も引き出せる社内運営ができているという並々ならぬ自信がはっきり見て取れたという。
天才たちの原型が集って能力一杯働いているGoogle、そんな会社を凌駕するような会社が日本にいつの日か登場するのだろうか?
管理人の推察するに、期待も込めて多分出てくると思います。それは大企業ではなく、中小企業というより今のそしてこれからのスタートアップ企業の中にキラリと出現してくると見ています。ただ問題は、その規模がどのくらい大きくできるのか? それはなんとも言えません。大量の天才を生み出す素性が今の日本には乏しいですから。
一方アメリカには、多くの国から天才が集まる風土があります。たぶんGoogle入社の社員の国籍は多彩だと思います。
しかし、グローバル競争とはいえ、大変な世の中になったものだ。