クラレは、高い耐候性能と透明性・加工性に優れた独自フィルムを開発し、アクリルフィルム市場に参入する。
建材・自動車用途では既に一部顧客での採用が始まっており、今後は導光フィルムなど光学用途向けグレードなどにもラインアップを拡充しアクリルフィルム市場を開拓する。
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従来のアクリルフィルムは、加工性を高めるためにゴム粒子を配合して柔軟性をもたせたが、成形時や高温環境下で白化現象が生じやすいなど、アクリルがもつ 透明性を活かした用途への展開が難しかった。
同社ではMMA(メチルメタクリレート)モノマーからメタクリル樹脂(成形材料・板)まで一貫展開し、独自の 樹脂開発・生産技術を活かし、透明度を生かしながら、柔軟性があり様々な加工が容易なアクリルフィルムの開発に成功した。5年後には20億円の売上目標と 明らかにしている。