富士フイルムは海外で液晶パネル用材料の営業活動を強化する。液晶テレビやスマートフォンの生産地である中国では上海市で現地スタッフなどを増員。タブレット端末(携帯型情報端末)などを手がける企業が立地する米国では年内にも専任スタッフを配属したい考え。
光学フィルムなどを製造する同社の顧客は偏光板などの部品メーカー。だが、パネルをめぐる最新動向を把握する狙いもあり、部材の仕様を決める完成品メーカーの近くで営業を強化する。
にほんブログ村 ニュースブログ ITニュースへ
にほんブログ村


 中国・上海ではこのほど現地の営業スタッフを数人増やし、日本人スタッフも駐在。今後も必要に応じスタッフを増員する。研究開発担当者は、中国 メーカーから信頼を得られるという理由で日本から派遣する方針。タッチパネル用材料も手がけており、中国南部に集積する同パネル工場でライン立ち上げなど を協力する人員も増やす。

 米国ではパソコンを主力としてきた企業がタブレット端末などの販売を強化していることから、パネル部材の専任スタッフを配置する方針。

 富士フイルムは液晶パネル用の偏光板保護フィルムなどを国内で全量生産し、国内外の偏光板メーカーに供給している。液晶テレビやスマートフォンなど情報家電の業界では新興企業の台頭や技術の急速な変化があって、素材メーカーは迅速な対応が求められている。