JDI Automotive ジャパンディスプレイ(JDI)は車載ディスプレー向けに、低温ポリシリコン(LTPS)技術を使った液晶パネルの本格量産に乗り出す。生産は石川工場(石川県川北町)を軸に調整しており2、3年内にスタートさせる計画。JDIは既存のアモルファスシリコン(a―Si)液晶に加え、高精細化や省エネが図れるLTPS液晶をラインアップし、幅広いニーズに対応する。車載事業をスマートフォン向け事業に次ぐ柱に位置付け安定成長を目指す。
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 JDIは大手車メーカーに納入する1次部品メーカー(ティア1)から車載向けLTPS液晶パネルの受注を獲得した。今後も車載向けで同パネルの 需要が伸びると判断し、量産体制を整える。設備投資額や量産規模は今後の需要動向をみて決める。すでに東浦工場(愛知県東浦町)で車載向けLTPS液晶パ ネルを生産しているが、用途はフロントガラスにデジタル情報を映し出すヘッドアップディスプレー(HUD)に限られており、数量は少ない。
  JDIはLTPSを差別化の重要技術に位置づけている。すでに米アップルの「iPhone」など、高級スマホ向けに量産している。今後、車載向けにも水平 展開し、中小型液晶分野で競争力向上を狙う。同社は車載事業の売上高を2018年度に13年度(700億円弱)比2倍に引き上げる方針を掲げている。