2014年第4半期、ノートパソコン用のタッチパネルは毎年恒例の年末ピークを迎え、台数ベース前期比6.2%伸び、昨年同期比(2013年第4四半期)9.4%伸びた。面積ベースでは前期比7.0%、昨年同期比15.6%伸び、金額市場は1億7,172万ドルを記録し、前期比3.7%逆成長した。ノートPC用タッチパネル市場の台数と面積市場は毎期徐々に伸びているが、金額市場だけが2014年第1四半期以降、3期連続でマイナスだった。
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ノートPC市場全体の冷え込みと期待に及ばないタッチパネルの浸透率のため、タッチパネルの供給価格が継続して大幅に落ちている。
第4四半期、 クラムシェル・フォームファクターの出荷が小幅に落ち、クラムシェル・フォームファクターの割合が第3四半期50.8%から46.9%へと落ちた。一方、取り外し型フォームファクターの出荷の割合は第3四半期32.3%から35.9%へと3.6%ポイント増加した。第4四半期から取り外し型フォームファクターのタッチノートPCが既存の10.1インチから10.8インチ、11.6インチ、12.5インチへと多様になり、市場での反応もいい。このような流れが続けば、今後取り外し型フォームファクターの割合が漸次増加すると見られる。