スマートフォン端末の市場拡大と高機能化に伴い、ディスプレイドライバICの供給不足を懸念する声が上がっている。
スマートフォンの中心であるWVGA~FHDパネル向けのドライバICは、主に0.11μm~0.16μmの8”ウェハラインで生産される。一方、ICメーカーの設備投資は先端プロセスの12”ウェハラインに集中している。
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ドライバICの一部は12”ウェハラインでも生産されるが、生産コストが大幅に上がることから、RAM (Random Access Memory) 搭載など高付加価値製品に限られている。
指紋センサ用ICも8”ウェハラインで生産されており、全体的に8”ウェハラインは逼迫してきている。今後のスマートフォン向けディスプレイドライバICの需給動向には、注意が必要である。