経営再建中のシャープが、車載用の小型液晶パネルなどを生産する三重第1工場(三重県多気町)を3月末で閉鎖したことが分かった。
施設の老朽化に伴い、従業員とともに生産を同所の第2工場などに移し、効率化を図る狙いがある。
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 第1工場は1995年に稼働し、ノートパソコン向けの液晶パネルなどを生産してきた。最近は携帯電話や車載機器に使われるパネルなどを作っていた。第1工場は2013年から生産体制の縮小を検討してきたが、断続的に稼働していた。
 同社は主力の液晶事業の立て直しを急いでいる。古くなった設備を止めて、比較的新しい第2工場などに集約することで経費の削減などにつなげ、採算の改善を進めたい考えだ。