台湾のシンクタンク工業技術研究院・産業経済及び趨勢研究センター(Industrial Economics & Knowledge Center=IEK)の劉美君アナリストはこのほど、中小型パネルについての最新レポートを公表。2015年に入っても中小型、とりわけ携帯電話用で価格競争が収まっていないとした上で、15年第3四半期には携帯電話用低温ポリシリコン(LTPS)パネルの価格が、アモルファスシリコン(a-si)パネルとほぼ同じにまで下がるとの見方を示した。
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また、パネル業者の値下げ合戦を誘発したのは、スマホ大手、中国Xiaomi(シャオミ=小米科技)の掲げる「高品質と低価格の両立」という戦略だと指 摘。
その上で、シャープ(Sharp)、ジャパンディスプレイ(JDI)の日系2社は、好調だった業績がXiaomiからの受注を機に悪化し始めたと指摘 した。複数の台湾メディアが15年5月20日付で報じた。