2014年静電容量、IR/Optical, 抵抗膜、SAW等タッチパネルが装着される技術方式全てのタッチパネル市場規模は約18億5,300万枚で、2013年よりも19.1%成長すると予測する。
2015年には15.1%成長した21億3,280万枚、2018年には27億9,790万枚の市場規模を達成すると見られる。
ここ数年、二桁、三桁もの成長率を誇ったタッチパネル産業はスマートフォンとタブレットPC市場が飽和され、PC関連市場での浸透率は期待に反した。2017年からは成長率が一桁に落ちると予想されている。
静電容量タッチパネルを代表する2014年タッチパネル産業を振り返ると様々なことが起こった。供給過剰が解消されていない状況での競争は依然として厳しい状況に置かれ、タッチパネルメーカーの収益率は全般的に落ち、赤字のメーカーも数多くある。
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生き残るために規模を拡大したり、内製化に拍車をかけるメーカーもある一方、規模よりは収益性確保に焦点を絞り事業内容を変えたメーカーも出てきている。2015年もタッチパネルメーカーの生き残り努力は続けられる。
タッチパネル産業の発展をリードしてきたスマートフォンとタブレットPC市場が2014年から冷えこみ、ハイエンドスマートフォン市場のシェアが減った。一方300ドル以下の安価スマートフォンの市場は大幅に成長し、シェアも膨らんだ。
タブレットPC市場は199ドル未満の8インチ以下製品が脚光を浴びている。
10インチ台500ドル以上のタブレットPC製品の成長は止まっている。
今やスマートフォンとタブレットPCの急速な成長に頼り、タッチパネル産業が共に成長する好循環構造は、もうこれ以上はないと考えたほうがよい。ノートパソコンとAIO PCでのタッチパネルの浸透率も期待に及ばなかったこともある。
但し、取り外しフォームファクタのタッチノートパソコンの反応は良かった。
厳 しい競争と供給過剰から離れられないタッチパネル産業はLCDメーカーが公開した統合型ディスプレイタッチパネルであるLCD In-cell, LCD On-cell, AMOLED On-cellの市場進出に積極的に備えるべきだ。警戒を疎かにすれば、2015年タッチパネル産業は更に深刻なリストラに直面すると見られる。
タッチパネル産業の成長をリードしてきたスマートフォン、タブレットPC、ノートパソコン、AIO PC等の製品の成長が冷え込んでいたにも関わらず、自動車とスマートウォッチ用タッチパネル市場は今後産業をリードする新しい応用製品として登場した。
現在の競争も重要だが、新しいタッチパネルの応用製品として登場した自動車とスマートウォッチに最適化するタッチパネルの開発に力を入れるべきだ。