air vs direct bondingエアギャップをダイレクトボンディングに代替することはディスプレイの性能を向上させることに大きな役割を果たしている。 反射低減で全般的光学性能を向上させることのみならず、耐久性と厚さ低減にも繋がる。
業界ではダイレクトボンディングのメリットを認知しているが、ダイレクトボンディング技術のメリットをユーザーに理解してもらうことは簡単ではない。即ち、コストと労力に対してマーケティング効果は高くない。
ダイレクトボンディングを使うとエアギャップに比べてコスト高になる短所がある。
カバーガラスをタッチパネルとLCD、OLEDのようなディスプレイに接合するとOCA/OCRの接着剤コストと工程費用が増える。又、ダイレクトボンディングが本格化したここ2,3年間の歩留まり率は向上してきたが未だ90%程度に留まっている。再製造しても工程費と材料費、人件費が追加負担になる。


だが、ダイレクトボンディングは既にハイエンド製品に限られたものではない。スマートフォンの場合、中低価製品にまでダイレクトボンディングが採 用されている。スマートフォンではダイレクトボンディングの歩留まり率が比較的高いレベルにまで向上したため、コスト増は大きくなく製品の薄型化などに役 立つためだ。この傾向は今後タブレットとノートPCにまで拡大する可能性が高い。アップルも2014年に発表したiPad Air 2 9.7インチにダイレクトボンディング技術を取り入れた。
OCA全体とOCRを含めたタッチパネル用接着剤市場は成長している。しかし、OCAとOCRでは違いがある。OCAの場合、タッチパネルレイヤーの減少で影響を受けている。
GFF のように接合層が多いタッチパネル需要が高くなれば、OCA市場全体的には良好に作用するがGFFはGF1に市場を侵食される。 F2, LCDイン・セル, LCDオン・セル, AMOLED On-cell等は市場でのシェアが伸びている。レイヤー数がGFFより少ないタッチパネル構造はより薄い製品やより安い製品の製造に有利なため、ユー ザーやブランドには望ましいが、OCA業界には歓迎されない。
一方、OCRの需要と市場の規模は継続成長すると予想される。